うつ病から双極性障害、認知症へ診断転換する可能性

■うつ病から双極性障害、認知症へ診断転換する。

 大分大学の寺尾 岳氏

 

 大分大学の寺尾 岳氏らは、うつ病と診断された後、双極性障害、最終的に認知症と診断が転換される患者の特徴について、関連文献の定性的レビューを行った。

 

 主な結果は以下のとおり。

・うつ病患者は、かなりの割合で躁および/または軽躁エピソードを発現し、その結果、診断が双極性障害へと転換されていた。

 

・さらに、双極性障害患者の多くは、認知症を発症していた。

・これまでの研究では、うつ病の早期発症にグリコーゲン合成酵素キナーゼ3β(GSK-3β)の遺伝的変異が関連していることが示唆されていたが、双極性うつ病の可能性のあるサブセットとして、3つのSNP(rs334555、rs119258668、rs11927974)が特定された。

・とくに、GSK-3βの他のプロモーターSNP(rs334558)は、うつ病、双極性障害、認知症と関連していることが報告されている。

・加えて、GSK-3を阻害することが報告されているリチウムは、一般的に双極性障害に対する効果が認められており、最近では認知症に対する効果も報告されている。

 著者らは「うつ病から双極性障害、そして最終的に認知症へと診断が縦断的に転換する患者には特徴があり、GSK-3がこれらの疾患や診断転換の原因である可能性が示唆された」としている。

 

※記事は論文掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

 

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