脳梗塞(脳出血)の後遺症について

脳細胞がダメージを負うので後遺症が残ることが多い。

後遺症を理解しておく必要がある。

①運動麻痺

 ・片側が麻痺する。

 ・痙性麻痺と弛緩性麻痺がある。

  一般的に麻痺は上肢が強い。脳梗塞部位により下肢が強い時もある。

②感覚障害

 ・感覚や痛覚が鈍くなると、逆に過敏になりしびれを感じる事がある。

 ・脳梗塞半年後に痺れが強くなるケースも。

③目の障害

 ・視野が狭くなる。二重に見え。片目が見えない(半盲)

  長期にわたって症状が残る事もある。

④構音障害

 ・呂律が回らない。比較的回復されやすいが長期に残る事もある。

⑤嚥下障害

 ・食べ物が飲み込みにくい。

 ・大脳の片側病変なら回復の可能性

 ・延髄の梗塞は回復難しい

⑥高次脳機能障害

 ・症状は様々

 ・記憶障害:物忘れがひどい。道順を忘れる。昨日の事を覚えてない。

 ・注意障害:注意散漫で集中できない。他から刺激来るとそれてします。

       同時に行うと混乱する。

 ・遂行機能障害:自分の計画を実行できない。

         物事の優先順位も付けられない。

 ・社会的行動障害:行動や感情を合わせてコントロール出来ない

          すぐ暴力ふるったり、大声出す。

 ・病識欠陥:自分が出来なくたっている事を指摘されても自覚できない。

 ・失語症:言葉が出にくくなる運動性失語症

      言葉が理解出来ない感覚性失語症

      文字を各、文字の理解が出来ない。

 ・半側空間無視:主に左に注意が向かない症状。リハビリの妨げになる。

         身体認識は手足が動かない事を拒否する。

 ・自発性障害:自ら進んで動作に移れない。話せない。

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