パーキンソン病の重症度の評価について

代表的な評価が2つあります。

ご利用者様には、ヤード2など専門用語で説明される事もあるかたと思いますので

どういう評価なのかご説明します。

 

①ホーン・ヤール分類(ヤールとも言う)

・ホーン・ヤールという重症度分類と生活機能度分類します。

  Ⅰ度:体の片側だけに手足のふるえや筋肉のこわばりがみられる。

      体の障害はないか、あっても軽い。

  Ⅱ度:両方の手足のふるえ、両側の筋肉のこわばりなどがみられる。

     日常の生活や仕事がやや不便になる。

  Ⅲ度:小刻みに歩く、すくみ足がみられる。方向転換のとき転びやすくなるなど、

     日常生活に支障が出るが、介助なしに過ごせる。

     職種によっては仕事を続けられる。

  Ⅳ度:立ち上がる、歩くなどが難しくなる。生活のさまざまな場面で、介助が必要に   

     なってくる。

  Ⅴ度:車いすが必要になる。ベッドで寝ていることが多くなる。

 

②厚生労働省の生活機能障害度分類

 ・日常生活に対してどの程度の障害かを評価する方法です。

  Ⅰ度:日常生活、通院にほとんど介助がいらない。

  Ⅱ度:日常生活、通院に部分的な介助が必要になる。

  Ⅲ度:日常生活に全面的な介助が必要で、自分だけで、歩いたり、

   立ち上がったりできない。

 

 
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