パーキンソン病だけでなく・認知症・うつ病に欠かせない「ドーパミン」です。
一般には「幸せホルモン」の一つと言われています。
「ドーパミン」について知る事は、
パーキンソン・認知症・うつ病の予防だけでなく
「幸せ」について知る事になりますので、QOL(生活の質)につながります。
■ドーパミンとは
・神経伝達物質で細胞同士の連絡伝令役です。
■3大神経伝達物質の一つ
セロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミンは3大神経伝達物質です。
この3つが
・複雑な精神活動
・感情
・睡眠
・食欲
などコントロールしています。
これらが多すぎても・少なすぎても病気になります。
それがパーキンソン病、認知症、うつ病です。
■ドーパミンの役割
・意欲
・快楽
・食欲
・性欲
・探求心
・動機付け
・運動調節
■ドーパンミンが少なすぎると「パーキンソン病」になる
・ドーパミン分泌が減少するとパーキンソン病になり、
運動障害、ふるえ、意欲低下になります。
■ドーパミンが多すぎると「統合失調症」になる。
・ドーパミン過剰は、幻覚・妄想を引き起こす。これが統合失調症。
・快楽と関係している為、繰り返しドーパミンが過剰に分泌されると
ギャンブル依存・買い物依存・アルコール依存・薬物依存を誘発する。
■ドーパミンが放出される時とは。
・楽しい事をしているとき
・目的を達成した時
・他人に褒められた時
■ドーパミンの原料は?
・フェニルアラニン(必須アミノ酸)やチロシン(必須アミノ酸)です。
豆やチーズに含まれます。
サプリでも可です。
■実は3大神経物質のリーダー「セロトニン」が司令塔
・「セロトニン」が「「ドーパミン」をコントロールしている。
「セロトニン」が減少すると、ドーパミンコントロール不能になる。
・「セロトニン」を不足させない事が大事。
■実は「セロトニン」を増やせば「ドーパミン」がコントロールされる。
・認知症・うつ病の予防に欠かせないのは「セロトニン」を増やすこと。
これにより「ドーパミン」がきちんとコントロールされる。
■予防策!! 「セロトニン」をどうやって増やすの?
①朝日を浴びる
②セロトニンの原料トリプトファンが含まれる豆・乳製品を食べる。
③適切な運動。
④セロトニンが作られる腸内環境を整えるお腹のマッサージ:当院で実施