パーキンソン病を患うと「声が小さくて意思疎通が難しい」という問題が
出てきます。
当院では、練習方法をご指導させて頂きます。
パーキンソン病での「声の小さい」原因は運動機能低下による言語障害です。
■パーキンソン病の発声特徴
・低くかすれた声
・単調な声
・不正確・不明瞭な発音
・もごもごで早口
■練習の対象者
練習の対象の方:
・運動機能低下による小声の方
・単純な発声練習を行い、繰り返し継続していく事が出来ます。
練習の対象外の方:
・脳梗塞や交通事故など脳の破損での言語障害
■発声のメカニズムについて
①息を吐く
②声帯を振動
③声を共鳴
④言葉の発音
■発声メカニズムの何処に問題あるのかで練習が変わります。
①息を吐く力が弱い?
②声帯がうまく閉じれないので息もれして声帯を振動させられない?
③声で鼻腔で共鳴させて聞かせる事ができない?
④口腔・口の開け方できちんと出来ないので発音出来ないのか?
これらの原因を探ることが大事です。
■どの部位に問題あるかで何の発声練習か変わります。
①息を吐くのが弱い=深呼吸
②声帯が閉じれず振動出来ず息もれ=咳払い・ため息
③鼻腔で響かせられず声を共鳴できない=ハミング
④口腔・口がきちんと開けられない
=大きく「あっえっいっうっえっおっあっ」を繰り返す。
=アメンボ赤いな
=スマホ発生アプリを使う
=ロングトーン「おーーーーい」と遠くに呼びかける練習