廃用性症候群のリハビリポイント

①本人が前向きな気持ちでリハビリに取り組んでもらう事が大切。
 「なんの為にリハビリをするのか?」
 「リハビリをすることで、どんな変化が期待できるか?」
  など、リハビリのゴールをしっかり伝えます。
  本人のやる気を引き出す事がポイント。
  無理にさせると拒否姿勢を取ります。
 
②リハビリしやすい環境を整える
 ・体調がすぐれない状態でリハビリするのは、高齢者にとってかなり苦痛です。
 「睡眠時間をしっかりとれているか」
 「食事はきちんと取れているか」
  リハビリにふさわしい体調可動か事前に確認。
 ・柔らかいエアマットは褥瘡予防になるが、体が動かしにくくなる恐れがある。
  体調に合わせてマットを選ぶ。
 ・リクライニングで座位をとらせたり色々体を動かす。
 ・可能な限り杖や歩行器を使用するように促す。
 
③栄養管理
 ・栄養も大切。
 リハビリ前にきちんとエネルギーを摂取出来ているか確認。
 
■体が動くうちに筋力の維持向上に務めることが大事
・長期入院になっても、あきらめず楽させない事を促すのが大切。
・高齢者は動かない状態が続くと、それが習慣になる。
・健康なうちに予防するスタンスが大事
 高齢の場合短期で回復するわけではない。途中でやめると寝たきりになります。
 
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