パーキンソン病の頭鍼療法について

■パーキンソン頭鍼療法

当院の鍼治療では頭部の治療を重視します。

頭部と言っても頭部のみではなく、全身を治療して循環を促した上で頭部への治療となります。

 

全身を治療するのは交感神経過緊張状態を解くために副交感神経を刺激します。副交感神経刺激は腸の運動を亢進し、便秘を解消させます。

 

また、随伴症状の腰痛や固縮の治療、下肢の柔軟性を改善させます。他、寡動・無動からくる仮面様顔貌の改善の為、顔(眼周囲)も治療します。

 

ポイントの頭部への治療に関しては運動区や舞踏振戰区と呼ばれるツボを刺激します。運動区はドーパミンに関与し、舞踏振戰区に関しては振戰の抑制を図ります。

 

 

■頭部刺針によりドーパミン放出を誘発させる

誘発可能なドーパミン量は症状の進行度との関連が強く、症状が進行している場合は効果が見込めません。 その場合、病院でいただいているドーパミン薬を服用していただいてから治療することにより、薬効を高める治療になります。

 

※治療には個人差があります。

 

 

 

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