廃用性症候群の特徴について

■廃用性症候群の特徴

・病気やケガで長期安静すると身体機能低下、精神状態悪化をもたらします。

・廃用性照応軍の進行は早く、高齢者で顕著。
　１週間寝たままだと１０～１５％の筋力低下が見られます。

・さらに気分の落ち込みが顕著で、うつ状態ややる気が減退し
　　精神機能低下します。

・似たような状態に「ロコモシンドローム」（運動器症候群）があります。
    メタボの次に国民に浸透しています。

　ロコモは「足腰の衰えが原因で、日常生活に視床をきたしている状態」の事。
     ロコモの原因は「加齢による衰え」「筋肉・関節・骨の運動機能の病気・ケガ」　　　　　　　　廃用性症候群とは違います。

 

 

■廃用性症候群のになると

・「運動器障害」　主に筋委縮・関節拘縮・骨委縮

・「循環・呼吸器障害」　主に誤嚥（ごえん）性肺炎・心機能低下

　　血栓塞栓症など

　※誤嚥性肺炎：食べ物が気管に入り、咳き込めないので肺に入り炎症

　※血栓塞栓症：血栓が末梢血管を詰まらせ心臓・脳などの障害になる。

・「自律神経・精神障害」　主にうつ状態、せん妄（もう）、
　　見当識障害を発生します。

　※せん妄：突然発症する、注意力低下・思考低下・見当識障害を起こす

　※見当識障害：今がいつか、ここがどこか分からなくなる。

このような症状が出ます。