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グリーン訪問リハビリマッサージ
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■パーキンソン病の鍼灸の仕組み
パーキンソン病の臨床例をまとめてみると、パーキンソン病は鍼灸で完治させることはできませんが、
鍼灸治療によりある程度の症状改善と進行を遅らせることは可能です。
また、治療は西洋医学との組み合わせにより相乗効果が認められています。
お薬の量を減らせたり、症状が悪化せず何年も維持されたこともあります。
中国国内の国立針灸研究所で頭皮針を使って、パーキンソン病患者の脳の血液循環を改善しました。
鍼灸はパーキンソン病に原因がある黒質によい刺激を与えて、
ドーパミンの分泌を促進し、患者のドーパミンの分泌量を数倍にしたことを明らかにしました。
パーキンソン病の中で特に筋固縮と無動障害に対して鍼灸治療の有効性が高いです。
病気の進行により転ぶ事が多くなり、転ぶと大けがするので鍼灸で緊張した筋肉を和らげると同時に、
身体のアンバランスによる痛みを鍼灸で改善できます。
パーキンソン病は自律神経機能が変化を起こすため、鍼灸で自律神経を整え
免疫力をつけることによって、患者の自然治癒力を引き出します。
まだ完治する治療法がない現在ではで頑張ってみる価値があると思います。
■鍼灸は以下の症状改善がありました。
歩行困難の改善、特に早期や症状が軽い方に効果が得られやすい。
西洋医学の薬などの副作用を軽減する、薬の効く時間が長くなった。
振戦の症状が軽減した。
筋肉の緊張による肩・背中の凝りが解消された。
パーキンソン病による自律神経失調症が改善された。
姿勢のアンバランスによる腰痛や足の痺れなどが解消した。
足のむくみが緩和された。
パーキンソン病によるうつ症状が軽減した。
家族と一緒にでないと来院できなかったが、一人で通院できるようになった。
パーキンソン病のかたQOL(生活の質)が高まった。
■パーキンソン病の方の代表例
座っていると自然に身体が傾くようになった。
人より遅れて歩くようになる、まばたきの回数が減る
手足がふるえる。字を書くスピードが遅くなり、小さな字になる。
体の姿勢を変えようとすることがスムーズにできなくなった。
筋肉がこわばって、手や足の動きからスムーズさが失われ、固く縮んだようになる。
表情が乏しくなった。笑顔がめったに見られない。
声がなかなかで出しにくいし、出ても小さい。
つまずきやすい。転びやすい。足をひきずる。
背中と肩が異常に凝る。腰痛や足が痛くなる。
便秘、排尿障害、立ちくらみ、発汗異常といった自律神経症状がある。
気持ちが落ち込む、うつ症状もたまにでる。
人と会ったり、外出するのがいやになった。疲れやすい
■中国のパーキンソン鍼灸
現代中国ではパーキンソン病を針灸治療したのは1955年が最初です。
「パーキンソン病に対する、頭針による脳血流へのよい影響」の研究発表されました。
それによりさらに針灸治療が行われています。。
多くの臨床例をまとめてみると、鍼灸で完治することはできないものの、
ある程度症状の改善と進行を遅らせることは可能です。
また、西洋医学との組み合わせにより相乗効果が認められています。
■進行を遅らせたり、主な症状を改善
中国では有効率かなり高いです。
薬を完全に飲まなくても症状が進まずに済んでいる例は15%前後、
薬の量を減らしても症状が悪化せずに済んでいる例は約30%前後、
残りの方は薬は併用しているが針灸治療を始めて動作がスムーズになった、
または薬が切れても症状がそれほど出ないという例は30%となっています。
■パーキンソン病の経過観察
パーキンソン病患者の症状の経過は、久それぞれ個人差があります。
自覚症状があらわれるまでにはかなりの時間がかかり、症状の進行が遅い病気として知られています。
パーキンソン病を発病してから、日常生活の中で介助が必要とされる人は、パーキンソン病患者の約半分で、ゆっくりと病状が進行していきます。
診察や精密検査の結果、パーキンソン病と診断された場合、または、パーキンソン病である可能性が高い場合は、症状に合わせて経過観察が必要で、症状によって、薬物治療が行われます。
■パーキンソン病の進行ヤールの5段階について
.ヤール1期・・・手や足に片側のみに症状があらわれ始める。
.ヤール2期・・・手足の両側に症状があらわれてきますが、日常生活には支障がない程度。
.ヤール3期・・・日常生活や仕事はできますが、姿勢反射障害があらわれ始める。
.ヤール4期・・・日常生活の中で動作に支障が出て、ひとりでは歩けず、歩行に介助が必要となる。
.ヤール5期・・・歩行困難になり、車椅子での生活となる。
パーキンソン病は、難病に指定されており、ヤール3期以上に病状が進行した場合、医療費の公費負担制度の適用対象となります。管轄内の保健所に申請手続きを行う必要があります。
医療費の自己負担率は、年収や所得、病状の進行状況により、格差が生じます。
パーキンソン病にかかっていても、日常生活にとくに不便がなければ、しばらく様子を見ますが、日常生活に支障が出る患者には、必要に応じて薬物治療が行われます。
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